バレエレッスンの服装は? 大人の初心者におすすめウェア5選
小さい頃からあこがれていたクラシックバレエのレッスン。
大人の趣味として初めてみたい! でもどんな服装を用意したらいいのかな? レッスンウェアといえばレオタードだけど、いきなり着るのは勇気がいる……
初心者でも用意しやすい、バレエのレッスンウェアはどんなものがあるでしょうか?
バレエ歴30年ライターがバレエレッスンに必要なウェアやシューズを詳しく解説します。
大人バレエのレッスンでは何を着るの?
子どものバレエレッスンでは、レオタード、タイツ、お団子ヘアにバレエシューズが定番。身体のラインをチェックするため、子供はレオタードとタイツのみというル―ルのあるお教室が多いです。
では、大人のバレエレッスンでは、どんなウェアを着るのでしょうか?
お教室によりますが、大人クラスのレッスンウェアには決まりがないことが多いです。お腹やお尻など、気になる部分は隠したいというのが大人女子のホンネ。あくまでもお教室の決まりを守ったうえで、バレエファッションを楽しんでくださいね。
大人クラスのレッスンスタイルは
- レオタード
- タイツ(黒かピンク)
- 巻きスカート
- バレエシューズ
を着用している方が多いです。
それぞれ詳しく解説します。
大人の基本バレエレッスンウェア
レオタード
レオタードとは、伸縮性のあるストレッチ素材で出来たウェア。セパレートやビキニではない普通のスクール水着のような形をしていると言うと分かりやすいでしょうか?
キャミソール、袖なし、半袖、七分袖、長袖など、袖のタイプはいろいろあります。まず最初に買う1枚目としておすすめなのがオールシーズン使える半袖。夏の暑い時期はもちろん、寒い冬はカーディガンやTシャツなどを合わせて1年中使えます。ベロア、レース、花柄、ハイネックなど、見ているだけでも楽しいレオタード。お気に入りの一枚を見つけて下さいね。
タイツ
レオタードに合わせるタイツは、ダンス・バレエ用のピンクタイツ。ピンクと言っても肌色に近い色が多いです。伸縮性に優れ、ストッキングのような薄い生地ではなく80デニールくらいの厚さです。
「フータ―タイプ」と記載があるものがありますが、これは足裏に穴が開いているもの。このタイプは、つま先の固いトウシューズを履く時に役立ちます。テーピングをする時に、穴あきだとタイツを脱がずに指先を出すことができて便利なのです。初心者さんがトウシューズを履くことはないので、穴が開いていないものを選んでOKです。
私は、ピンクタイツより黒い8分丈くらいのスパッツが好み。ダンス用や、スポーツレギンスなど、ストレッチ性の高いものを愛用しています。
巻きスカート
バレエの巻きスカートは、長さや柄の種類が豊富。薄いシフォン生地で、ふんわり柔らかな素材が多いです。短いものは動きやすく、長いものはエレガントな印象。体型カバーしたいなら長めがおすすめ。
バレエ用品ではなく、レディースのふんわりスカートでも代用可能。「ミニスカートすぎるし、若すぎる柄かも?」というような花柄シフォンスカートを見つけたらレッスンに使えます! 私は、ドラマティックなバラ柄のシフォンミニスカートや、ピンクのふんわり花柄スカートをレッスンで愛用しています。ウエストがゴムなので、脱ぎ着しやすいのがメリット。プチプラブランドを選べば、何枚も買えるのも魅力です。その日の気分によってコーディネイトを楽しめますよ。
バレエシューズ
バレエで履くシューズといえば、まず思い浮かべるのはトウシューズではないでしょうか? プロのバレリーナが舞台で履いている、つま先で立つあのサテンピンクのシューズです。トウシューズを履くにはレッスン年数が必要なため、初心者さんは履くことが出来ません。
レッスンはバレエシューズという薄い靴でを受けます。トウシューズをイメージしていると、「このぺらぺらの靴は何?」という印象を受けるかもしれません。
やわらかめの革や布素材で出来ているダンス用シューズで、エレクトーンを習っていた人は履いたことがあると思います。足の甲にゴムがついていて脱げにくいように工夫されています。舞台用にサテンとリボンで作られたものもあります。シューズの裏は、フルソールとスプリットソールがあります。初心者さんにはフルソールを推奨しているメーカーもあるようですが、個人的にはスプリットのほうがつま先を伸ばしやすいのでお気に入りです。
レッスンであると便利な防寒アイテム
大人バレエレッスンでの基本ウェアを紹介しました。レッスン前の身体を冷やさないよう、防寒アイテムもあるといいです。
- レッグウォーマー
- カーディガン
- スパッツ
- ニットパンツ
- ウィンドブレーカー
バレエショップのものでなくても、レディースウェアで代用出来ます。私はチャコットのニットパンツも持っていますが、レディースアパレルショップで買った市販のニットパンツもお気に入り。ゴムが入っていて脱ぎ着しやすいので愛用しています。特に冬のレッスン前は寒いので、しっかりと身体を温めてからレッスンに臨みましょう。
初めての体験レッスン! 用意するものは?
バレエのレッスンウェアで必要なものを紹介しました。
でも、初めて体験レッスンを受ける場合は、すべてそろえる必要があるのでしょうか?
まだバレエを続けられるか分からないと思いますので、初回は動きやすい格好でいいと思います。
きつくないレギンスにちょっと長めのTシャツスタイルのような、夏のルームウェアをイメージしてもらえると分かりやすいと思います。
- ユニクロのヨガパンツにTシャツ
- ランニング用のジャージセット
- 水着のトレンカやタイツに、ハーフパンツ・Tシャツ
など、お手持ちの動きやすい恰好で充分です。
レッスンを続けたいと思ったら、上記を参考にお気に入りのレッスンウェアを揃えてみて下さいね。
バレエのレッスンウェアが買えるところ
大人のバレエレッスンウェアは、どこで買えばいいでしょうか?
まずバレエ専門店に行けばすべて揃います。何十年も前からバレエ用品を専門で作っているので、品質はお墨付き。店舗で購入すると試着できるため、身体に合うものを選べるのがメリットです。プロからのラブコールも高い専門ショップのウェアは、デザインや素材も一流品。その分お値段もお高めなので、すべて揃えるとかなりの金額になってしまいます。レオタードだけ、タイツだけ、などアイテムを一つ決めて買ってみて、あとはネットショップというのもひとつの方法です。
楽天やAmazonなど、ネットショップでもバレエ用品を取り扱うお店が増えました。実店舗を構えない分、お値段はお手頃。福袋や選べるセットなどもあるので、まとめて一式そろえるにはネットショップはおすすめです。だだし、実際に品物を見て買えないところ、試着が出来ないのはデメリットです。ユニクロ、GU、しまむら、アディダスなど、バレエにこだわらずにいろいろなショップで探してみても楽しいですよ。
おしゃれなお気に入りウェアで大人バレエを楽しんで!
大人のバレエ初心者さんにおすすめの服装を紹介しました。バレエ専門店で買わなくても、スポーツ用品店や市販のアパレルショップで買えるものも多くありますよ。
お気に入りのウェアがあれば、レッスンがもっと楽しくなってモチベーションもアップ!
自分の体に合ったバレエウェアを見つけてみて下さいね。